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ポワレとフォルチュニィの名前は、昨年各月で発刊される「ミセスのスタイルブック」の中で気づき、ひもとくと「テイナ・ラッツ」が収集した作品の中のデザイナー名とも一致した。 展示されている館内で衣裳をつけているマネキンはなんと細くスレンダー、あまりに小顔で現実感がない。 そして「テイナ・ラッツ」が活躍していたなつかしい時代の気配を感じた。 「デルフォス」というシリーズのドレスを着始めた時代の女性は、締め付ける服から解放されたと共に意識も変容したのだろうと思う。 細やかなプリーツがとてもうつくしかった。 重ね着の妙もあり、さらにゆったりとしたキモノのラインを思わせるデザインは今でも十分通用するのではないかと思った。 ギリシャの時代の衣装が参考になったというところから、オペラなどの舞台で重厚な存在感を示している衣裳へも連想した。 1933年に作られた朝香宮邸のアールデコ装飾の空間のなかで時代に迷い込んだような素敵な演出だった。 冬枯れの中で庭園内で楚々と白梅が咲いていた。 池の方を散策してみると、大きな枝に数十羽のハトが群れていた。 隠れているのかしらと思って見ていると、庭園の整備のくいを打つ音にびっくりしたようにいっせいに枝から飛び散っていった。 入館してきた正門の道を変え、庭園を通り抜けレストランの中を通り外へ出た。 療養している友人のマンションの窓の下を通り、白金台1出口からメトロ南北線で麻布十番を経由し六本木の21−21ガーデンサイトを目指した。 今日は乗り換えをする度地下道の中を何度も長い道を歩いた。 階段を歩くたび膝がきしみ始めた。 美術館の連弾は少し難しいな。 今度六本木に行く機会があったら、メトロ駅の乗り換えがきついので渋谷から地上のバスを使おうと思う。 「ポワレとフォルチュニィ」展 http://www.teien-art-museum.ne.jp/index.html |
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