有馬 侃 個展

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大寒波襲来。
とても寒い日曜日だった。
約束をしていた友人と高校時代の美術の先生だった東光展、日展入選画家の有馬 侃(ただし)画伯の個展がある
銀座のギャラリーへ出かけた。
通りのショーウィンドウはまさにクリスマスの飾りつけが綺麗だった。

郷里の出雲の話も交えて、出展してある山や馬の絵をみせていただいた。
「外国へはいかれますか」と友人が聞くと、ツアーの旅行では、一箇所での滞在の時間が足りなくて描ききれなくて心が残るというようなことをいわれた。
「じゃあ写真に撮っておいては、」と聞くと、「写真では、場面を全部録ってしまうから・・・」というお話から、キャンバスを立て架けてゆっくりと景色を味わって描いておられるのだなと思った。
出展してある、見覚えのある出雲大社へ向かう道沿いから見える北山、鳥取の大山、石見の三瓶山、隠岐の島の風景と、牧場で草を食んでいる馬の絵は、ゆったりとした呼吸が感じられる。
奥様が、馬については骨格を詳しく知り尽くして描いているから、馬の親子の情愛の場面がとても自然でしょうといわれた。
馬達はキャンバスを立てるとおとなしくして描かせてくれるのだという。
錦秋の紅葉の連なりや、夏山に湧き上がる一瞬の雲まなどに空気がみえる。

お客さんがみえて、お仲間のその方は、夜が来るのを待ち受けて夜だけ花を咲かせる「月下美人」を鉛筆で描いているという。
「鉛筆の線にも色があるのですよ、」とワクワクするお話をされた。
次回有馬先生と一緒に出展されるというので作品を見せていただくのが楽しみだ。

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この記事へのコメント

MAKI
2005年12月23日 00:52
「鉛筆の線にも色があるのですよ」・・・
素敵な言葉ですね。
よくわかるような・・・
それでいて、実際にそういう作品を
目の前にしてじ~っくり見ないと、
本当の味わいや奥の深さはわからないのかもしれないとも思います。
鉛筆で描かれた「月下美人」ですかぁ・・・
さぞ素敵でしょうね。^^
2005年12月23日 11:04
私もわかりません。
たとえばモノクロの映画や写真のように想像力を引き出すのでしょうか。
対象が生きている「花」というのにも期待感が増していきます。
toto
2016年05月02日 23:57
有馬先生は高校在学中の美術の先生でした。音・美の選択で音系でしたので直接教授いただいたことはありません。(音楽のカネポン(金本先生)は昨年12月の吹部定演で大変久しぶりに拝見しましたが)
関東に在住中に、有馬先生が町田市にお住まいと知り、訪ねたことがあります。先生のお住まいは「図師町」でした。ああ、なんと絵描きさんそのまんまの・・
先生も奥様もお達者で出雲の話をしながらお茶をご馳走になりました。私は現在出雲に帰っておりますが、帰る前後に「有馬先生回顧展」の幟やポスターがあってびっくりいたしました(。。)

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