与勇希展

横浜高島屋で開催されている与勇希展へ行った。
待ち合わせの約束をしている友人からメールが入った。
「チケット売り場は1時間待ちの行列よ」

行列で待ちながら、周りの人と「フェルメールの時みたい」「若冲は諦めたわ」「中目黒も引き返したわ」
口々にまさかの行列に驚き、しかし、屋内だから陽ざしがないからまだましかもとか言いあいながら、表情は喜々としてチケット売り場ですこしづつ歩をすすめた。
私は与勇希展は数年前も観ている。
今回は月日がたったせいもあり、初めて見るものが多かった。
1980年代のものは、はかなげな少女の表情と、使われている着物の材質が郷愁を呼び優しい気持ちになれる。
2000年代になると、人形たちに今を生きる躍動感が感じられる。

驚くのは、あれだけの自然な仕草をしている人形が、何とも不思議、支えなしで立っていることだ。
魔法の様だわと思った。
頭部が均一な大きさなので、どう作られているのも興味があった。
ケースに制作過程が収められていた。
「油粘土で成形、石膏でかたどり、皮膚は伸びる生地で貼り付け、はんだで表情を出していく」
指には細い針金が入っていて、曲げ加減で表情をだしている。
和服に合うなで肩が、風情を感じさせる。
作品の口元の表情が何とも言えない。
衣服に使われている古い「赤」がとてもよかった。

人形というのは、気持ちを受け止めてくれる。
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