至上の印象派展 ビュールレ・コレクション


ビュールレ?・コレクション・・・私の記憶は、ビューレー・コレクションだ。
20数年ぶりに、ビュールレ・コレクション展がきて、たくさんの名画が六本木の新美術館で展示される。

1990年、横浜美術館開館1周年を記念する「西洋の名画展-スイス・ビューレー・コレクション特別公開」へ行った。
横浜に新らしい美術館ができた!
当時、東京の美術館へ行くのは至難の業と思っていたので、近くに美術館ができたのはとてもうれしかった。
小学6年生の娘と行った。。
初めて見る名画の実物は、次々に「これ、教科書で見た!」と興奮した。
娘は観終わった後、「わたし、『波』の絵が良かった・・」。
ギュスターヴ・クールベの作品で、暗い海の向こうから押し寄せる波・・・
意外な発言に驚く。
それから何年かかけて、二人でパリのルーブル美術館の「波」、上野の西洋美術館の「波」をみた。。
クールベのその他の作品を見るきっかけとなった。

今回はどんな絵が来るだろう。
待ちきれない期待感で、すぐに早めの入場券を手に入れた。

そろそろ出かけてみようかと思っている頃、同級生からお誘いをもらった。
チケットは用意してあるからと、乃木坂の改札で待ち合わせをした。
最近美術館展へ行く時は、彼女とが多い。
同じような空気感で見れるのがいい。
印象派の絵画が多かったので、なじみやすいコレクション展だった。

中でもルノワールの少女像は思った以上に幸せな気持ちになった。
光の中で憂いをまといながら輝く少女の姿はしあわせの始まりを予感したいものだった。
しかし、絵は複雑な運命を持ち、当時8歳だったモデルの女性も辛い人生を背負った。
「このいっとき」を描いたルノワールの少女の絵は、コレクションの中でも逸品だった。

観終わった後、陽だまりのテラスで談笑した。
もう私たちこんな年齢になったのねぇ・・と感慨深い。
ふと、彼女が遠い目をした。
すぐ上のお姉さんの病状が思わしくないらしい。
昨年100歳を迎えられたお母さんをみおくったばかり。
喪失感を想像するに余りある。
今目の前にあるものも永遠ではない・・・でも輝きをみたよねえ。
言葉はあまりなくても共感できる。
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